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ついに出ました、最強の無料*1DOCリーダPooK!! 大きなファイルもすぐに開き*2、今までシェアウェアでしか実現出来なかったDOCファイルのカテゴリ分けはでき、ファイル内&全ファイルの検索もでき、個数無制限のブックマークはできる。 などなど機能は申し分ない。
v1.12になってボタン一発で出てくるポップアップメニューと画面タップスクロールがサポートされたので、SimpleDocユーザもHantMeDocユーザもCrsMeDocユーザも満足いく仕様になった。
とにかくこんなにまで凄いDOCリーダを無料で公開するとは恐れいった。 おまけにサポートもしっかりしている!! バグ報告をしたら1日以内に直してくれたのだ!!! これはもはや無料DOCリーダのキラーアプリなのだ!!!
というわけでつこてみたまえ。 ここで入手できる。
<URL:http://www.architump.com/japanese/pook/index.htm>
一度使えばもう以前のDOCリーダには戻れないだろう。 他のDOCリーダなど色褪せてくるに違いない。
惜しむらくは非オープンソースであること。 オープンソースで本気で愛したソフトウェアはソースコードを読んで、要望や不具合などがあったらパッチを送るのだが。 俺はまだPalmwareを作ったことがないが、もしPooKがオープンソースになったならばPooKを改良するためだけにPalmwareの作り方を勉強してもいいと思っている。 それだけに本当に惜しい。 パッチ書きたいよぉ〜!!!
v1.0b8で大幅に改良!! これ以来俺は他のDOCリーダを削除した。
使い始めるときには決定ボタンを決めよう。 これは必須。 ファイルを選択して決定、ポップアップメニュー項目を決定、目次で開く項目を決定など、あらゆる意味を持つボタンだ。 そのためには「メニュー」→「オプション」→「ボタン設定」を開こう。 4つのハードウェアボタンにそれぞれ機能が割り当てられる。
その「決定」ボタンは「仮想ジョグボタン」という。 俺はTODOボタンに割り当てている。 もう一つ割り当てる価値があるものとしては「目次」。 俺は予定表ボタンを目次に割り当てている。 それくらいのもので他は特に割り当てる価値があるとは思えない。 Palmデバイスにとってボタンは非常に貴重である。
なんといっても一番最初に注目すべきはDOCファイルのカテゴリ分けだろう。
従来の無料DOCリーダではそれが出来無いため多数のDOCファイルを持っているとすぐにぐちゃぐちゃになる。 SimpleDocの場合、ファイル名の頭文字をGraffitiで書くとそれにあてはまるDOCファイルを見つけてくれる(頭出し)機能があるため、頭文字を使って擬似的にカテゴリ分けをすることができる。 でもやっぱり名前でカテゴリ分けしたいよね。
v1.12になってやっとこさポップアップメニューが実用的になった。 SimpleDocユーザならおなじみ、仮想ジョグボタン(以後ボタンと略す)一発で開くポップアップメニューになった。 ポップアップメニューに登録されている機能は、
となっている。
さらにうれしいことに、前回選択したポップアップメニュー項目は次開いたときにも覚えてくれているのだ。 おかげでボタン2連打で前回の操作を続けて行うことが可能だ。 検索機能で前検索、次検索をしたいときに重宝する。
v1.12になってついに画面タップスクロールがサポートされた。 CrsMeDocユーザやHantMeDocユーザはおなじみの機能。 Palmをつかむようにして持ち、親指でタップしながらスクロールさせることができるようになった。 古いバージョンでこれができなくて悩んでいた人こそ、v1.12はインストールしてみる価値があるのだ。
ついにPooKが正式版になったが、特に注目すべき機能がこのペンドラッグ機能だ。 コイツのおかげでPooKの操作性は256倍アップしたといっても過言ではない!! ペンドラッグ機能とはその名の通り、スタイラスでドラッグすると文字列が選択される機能のこと。 文字列を選択した状態で、
ことができる!! 検索でわざわざ検索文字列を入力する必要がなくなったのはこれはこれは非常に大きい!!!
クリップボードへコピーできるから、一部をメモ帳に移すといったことも可能だ。 俺は「DOCファイル中のURLをクリップボードへコピーしてdaMemoPadに貼り付け、そのメモを母艦に転送し、そのURLをw3mで見る*3」といったようなことをやっている。 もう涙が出てくるほど嬉しい機能なのだ!!!
大きなファイルを開くときの待ち時間にイライラしないかい? 少なくとも俺のようなせっかち者はイライラする。
苦肉の策で複数のDOCリーダを使い分けしてたりするだろう。 複数のDOCリーダを切り替えるだけならば一瞬だから。 かといってそのために同じ役割のソフトを複数インストールするのは馬鹿げているだろう。 同じことをするのなら同じソフトでやりたいものだ。 複数のソフトを使うとその操作方法のギャップに悩まされるだろう。
しかしPooKがその悩みを解決してくれるまさに救世主的DOCリーダなのだ。
今2つの数百kBものDOCファイルがあるとしよう。 そのうち1つを開こう。 従来のDOCリーダならば数十秒待たされる場面である。 最初開くにはPooKとはいえども少々待たされるが、約半分かそれ以下のはず。 そしたらそのファイルの適当なポジションへ移動してから、そのファイルを閉じる。
それからもう1つのDOCファイルを開く。 やはり少し待たされるが我慢して待つ。 そしてすぐに閉じる。 DOCファイル選択画面に戻った。
さて、この状態で最初に開いたDOCファイルを再び開こう。 従来のDOCリーダならばまた待たされてしかも最初のポジションに戻ってしまうがPooKは違う!! なんと、即座に開いてくれる上に先ほど閉じたポジションも覚えてくれるのだ!!!
これでいちいち複数のDOCリーダをとっかえひっかえする必要もなく安心して一つのDOCリーダで複数のDOCファイルを読むことができる。 特に巨大なDOCファイルの場合にその有難みがわかる。 巨大なDOCファイルを読んでいてその都度最初に戻されたらやっぱり嫌だもんね。
今時のDOCリーダならば当然MeDoc形式も読めなくちゃね。 当然PooKもMeDoc形式も読める。
MeDoc形式とは従来のDOC形式を拡張して目次機能も持つようになった形式。 当然長い文書は読みやすくなる。 俺はHTML、rubyスクリプト、RD、EWBなどといった構造を持つテキストをMeDoc形式に変換するrubyスクリプトを公開している。
これで簡単に情報も持ち歩けるのだ。
ブックマークとは御存知本にはさむ『しおり』のことである。 まあ最近ではお気に入りのサイトのurlを記憶するブラウザの機能として知られているが。 ここでいうブックマークとは前者の意味に近い。 今読んでいる文書にしおりをはさむようにその位置を記憶する。
従来のDOCリーダの多くは読んでいる文書とその位置を記憶し、いつでも呼び出せる。 そして記憶する数には制限があることが多い。 これを仮に『グローバルブックマーク』と呼ぼう。
一方、PooKのブックマークは今読んでいる文書内で有効なブックマーク。 だからその文書の中でしか呼び出すことが出来無い。 それを仮に『ローカルブックマーク』としよう。
PooKのローカルブックマークは他の文書に置いてあるブックマークを呼び出せない分やや不利だ。 しかしそれを補って余りある魅力がある。 まず好きなブックマーク名を付けられる。 従来のはファイル名とその位置の数字をブックマーク名にしているので一目見ただけでは何のブックマークかわからない。 ただ一時的なブックマークにいちいち名前を付けるのは逆にうざったいのでデフォルトのブックマーク名が用意されている。 更にブックマークの個数は無制限だ。 これは好きな所に好きなだけ目次を作れることを意味する。 もっと嬉しいにはMeDocの目次と連動までしてくれる。 当然PooKを閉じてもブックマークは記憶される。 もう至れり尽くせりの機能なのだ。
欲をいえばPooKにもグローバルブックマーク機能があればいいのだがそれはいつか実装してくれることを期待しよう。 カテゴリ分けできる上、一度読んだファイルを瞬時に開いてくれるからなくても充分たいして困らない。
正式版になって、ブックマーク機能は大幅に強化された。 ペンドラッグ機能で文字列を指定して、その名前でブックマークを取ることができるようになった。 これでわざわざブックマーク名を入力する必要がなくなり、使い勝手は大幅に強化された。 さらに、画面内の位置まで記憶してくれるようになったので、頭出しをすることもできるようになった。 とにかく気になったらブックマークを取ることだ!!
たまに文字列を検索したくなることがあるのは誰だってそうだろう。 不思議と検索機能を持った無料DOCリーダというのは見付からない。 PooKは嬉しいことに実装してくれている。
正式版になってついに前検索もサポートされ、おまけにペンドラッグ検索もできるようになった。 ブックマークと同じく、ペンドラッグで選択した文字列「を」検索することができる。 たとえば、小説を読んでいてその登場人物のプロフィールを忘れてしまったときなんかにその登場人物の名前をペンドラッグで選択して、前検索をかければよい。 ちょっと前を見るときにはブックマークも不要。 次検索を繰り返せばいいからだ。
また全ての文書をまとめて検索対象にすることもできる。 いざというとき役に立つだろう。
青空文庫形式ルビ・傍点の表示が可能。 小説を読む人には嬉しい機能だろう。 ハイレゾでないとあまり利点はないかもしれない。 Visorだとちょっといまいちかも。
PooKはついにメモリースティックに対応した。 今までPooKの唯一の弱点であったメモリースティック対応問題、やっと解決!! 俺はPalm初心者で最初からメモリが8MBある機種から入ったのでありがたみは感じられないが、古い機種を使っている人にとってはものすごい嬉しい機能だろう。
PooK独自のPooDOC形式のファイルも読み込むことができる。 暗号化をサポートしているので、電子書籍販売ができるようになった。
将来挿絵も挿入できるよう拡張が予定されている。 これで画像もろともHTMLを変換することができるだろう。 画像情報が取り込めないというのにはちょっと悩んでいたのだが、それも解消されそう。 そしたら「PDAにカラーは不要論」を唱える俺でもカラーデバイスが欲しがるのだろうなあ・・・ カラーデバイスはこういったカラーの利点が生かせるソフトウェアがあってこそ。
俺的には挿絵も是非ともサポートしてほしいのだが。 リンク機能が死ぬほど欲しい!!!! 挿絵とリンクができればHTML→PooDOCの自然な変換ができてかなりシアワセになれそうだ。 PooDOCの個人用フォーマットも公開されるので楽しみ!! 俺は当然Rubyで変換を行う、makepoodoc.rb(仮)を作るので楽しみに待っててくれ。
ここで、PooKを256倍使うためのテクニックを紹介していく。
俺みたいにボタンで操作をするのが好きな人はPalmでボタンを活用しようにあるようにButtonDA Hack + MDA + (LDA + BackDA)を入れることを推奨する。*4 というか入れないとボタン派にとって御世辞にも操作性がいいとは言えない。 *5
MDAには「削除」、「次の章へ」、「前の章へ」、「最初へ」、「前のブックマーク」、「次のブックマーク」、「前検索」、「次検索」を割り当てればいいだろう。 たいていの操作はMDA経由でできるだろう。
目次はMDAではなくて、PooKのボタン設定でボタンにそのまま割り当てればいいだろう。 仮想ジョグボタンも当然ボタンに。
「ボタンでの操作性が悪い」って作者に文句を言う前にこの設定を試そう!!
先程述べたようにMDAを使えばそれら2つの機能はボタンたった2つで呼出せる。 こうなった以上、使いまくるしかない!! 他のMeDocリーダでは目次のある行を画面上部に表示するようになっている。 その方が見やすいからだ。 それに、その章の先頭だけを読んだあとで次の章へ飛びたいときはおもむろに「次の章へ」と操作すればよい。 また、目次のある位置をブックマークしたいときは「前の章へ」を操作してからブックマークが取れる。 上下ボタンを連打するような真似はやめよう。
ただ、行頭に(実はバグでv1.13では行頭しか認識しない)^L(Control-L)を入れると、そこで改ページしてくれる。 目次のある行の直前に^Lを入れると他のMeDocリーダのように目次のある行を画面上部に表示してくれる。 さらに、目次のない行の直前にも^Lは入れられるので任意の位置で改ページができる。 こっちの方が柔軟性があると思っている。
RubyでMeDocを作るにあるスクリプトはControl-Lに対応している。
ペンドラッグ機能と検索機能を組合せることで擬似的にハイパーリンクを実現することができる。 たとえば、次のHTMLがあるとする。*6
<html> <body> <p> Ruby Home Pageは<a href="http://www.ruby-lang.org/">ここ</a>です。 <a href="http://www.ruby-lang.org/en/raa.html">RAA</a>にはたくさんRubyスクリプトが登録されています。 </p> </body> </html>
俺はこいつを次のようなテキストファイルに変換している。
Ruby Home Pageは<*1>ここです。 <*2>RAAにはたくさんRubyスクリプトが登録されています。 -------------------- <*1> http://www.ruby-lang.org/ <*2> http://www.ruby-lang.org/en/raa.html
アンカーの部分が脚注に置き換わっているのがわかる。 脚注という形式、これがPooK向けであることをこれから説明しよう。
脚注をたどりたければ「<*1>」の部分をペンドラッグして、「検索」→「前へ」と操作すれば脚注のURLのところへジャンプしてくれる。 そのURLの内容が欲しいときは、そのURLをメモ帳にコピーして、HotSyncでパソコンに流しこもう。 *7 それで前へ戻りたければ、仮想ジョグボタンを押して「前検索」を選ぼう。 そうすることで元の位置に戻ることができる。 これがペンドラッグ機能と検索機能によって実現した擬似ハイパーリンク機能なのだ!
理想的にはダブルタップでハイパーリンクできればいいと思っている。 ハイパーリンク機能はこのようなタグを使えばなんとか実現できるだろう。 タグつきDOC文書を作るにはあらかじめタグのある行番号を計算しておけばMeDocリーダと同じような感じで実装できそうな気がする。 というわけで実装してくださいな♪
他にもSeton Notesとリンク可能だったり、CLIEのジョグダイヤル・ハイレゾ対応だったり、カテゴリ単位でプライベート設定ができたり、いろいろと特徴がある。
騙されたと思ってつこてみ。 無料主義者なら絶対使え!!! そして一緒にPooKを応援しよう♪
*1真のフリーソフトウェアとはソースも含めて『自由』なソフトウェアなので、オープンソースではない無料ソフトをフリーソフトウェアとは俺は呼ばない。
*2御存知、通常のDOCリーダの場合大きなファイルを開こうとするとかなり待たされる。高速が売りのVisor Platinumでさえイライラするくらい。
*3PalmSyncを使うことで自動化している(^^)v
*4(LDA + BackDA)とカッコつけなのはそれらはセットという意味。
*5v1.12になってポップアップメニューがボタン一発で出るようになったから、以前よりははるかにボタンでの操作性はよくなった。
*6あくまで例なのでいいかげんに書いている。
*7このスクリプトは後日公開する。