先日の挑発的なエントリは、ざっくりまとめると
ということであった。
しかし、その中で安易に「転職を考えた方がよい」と 書いたのは間違いであった。なぜならば、 会社とWin-Win関係が構築できていない場合、 その原因の大半はあなたの側にあり、 それを解消しない限り、 転職しても同じことの繰り返しになる可能性が高いからだ。
まず、最初にWin-Win関係とはなにか、についてまとめておこう。
スティーブン・コヴィーの『七つの習慣』によれば、 利害関係のある二者間での関係は、
の三通りがある。当然Win-Win関係が理想だが、現実にはなかなかそうもいかない。 しばしば、Win-Lose関係や、Lose-Lose関係に陥ってしまう。
経営者とプログラマの関係は、 仕事をしてもらって給料を払うという観点からは双方が得をする Win-Win関係と捉えることもできるが、 仕事と報酬がバランスしていない場合には、 簡単にWin-Lose関係になってしまう。
ここで重要なのは一方がWinしているかどうかという基準は 多分に主観的であるということである。 つまり、給料が安くても仕事内容が充実しているために満足している場合もあり、 逆に給料が高くても精神的なストレスなどのため仕事に不満があるケースも珍しくない。
このことを考えると、あなたが仕事上、正しく扱われていないという不満を持っていても、 それは必ずしも上司があなたから搾取しようと考えているわけではない。 彼らは、おそらく以下のいずれかである。
満足が主観的なものである以上、口を開かないで理解してもらえることは まったく期待できない。
この状態で不満を内に持ちつづけることは非常に生産的ではない。 もちろん、予算が無限にあるわけではない以上、 報酬など待遇にも一定の限度があるわけだが、 少なくとも交渉する余地はあるはずだ。 コミュニケーションは重要だ。
あなたの不満は伝わっているだろうか。 あるいは上司はそもそも聞く耳がないのだろうか。
十分なコミュニケーションを行っても、なおなんらかの事情で 妥協する余地が見いだせない場合には、はじめて転職が有効な選択肢として登場するだろう。 いきなり辞めるのでは、それこそLose-Loseの関係である。
いつのまにそんな話が。
いや、IT関連企業の誘致のために家賃補助というのは、 過去にも似たようなことをしているわけだし(たとえば松江市には電気代補助制度がある)、 そんなに珍しいわけではないのだけれど、 「まつもとと交流」なんてのが「魅力」として登場するというのは 予想の範囲を越えている。
まあ、みなさまの「地域資源」ですから、よしなに活用してくださいませ。
「Common Lispはいい言語だけど、ダメなところもあるよね」という話。
具体的には
とか。些細なことだといえば、その通りだが、 それが気になるくらい他の部分が良いといえば、前向きだろうか。
角谷さんから献本していただいた。
これは良い本だ。おおむね以下のような本だと言えよう。
だから、もっとも重要な点は「Rubyについて」ではない。 あらゆる新しい技術に応用可能だ。
個人的には、私が趣味としてはじめたRubyについて こんなに真面目に「仕事として使う」ことを考えてくれる人がいる ということだけで、胸が一杯になった。
あと、角谷さんが正誤表を含むサポートページを開設している。
This work is licensed under a Creative Commons License.
比較的小さな会社では、「彼ら」は、プログラマの世間知らず(社会性の無さ)・人の好さ・無関心に付け込んで、気づいている不満を無視している、というのが最も多いような気がします。
プログラマ以外の職業に適応するとどうなんだろ?<br><br>例えば、今の地方公立病院の勤務医とか。<br>雇用者は住民とすると、Lose-Loseの関係ですね。
「評価してみたけど昇級無しでいいですよね?」<br>と<br>社内でおそらく唯一人、自分のつてだけで<br>一千万の売上げを挙げた人に言い放つ役員って<br>プログラマ以外の社員にやっぱり関心が無いんだと思いますよ。<br>そもそも売上げを立てた事実すら忘れてるんですもん。<br>何を評価に使ってるんだか。
それに言い返せない時点でダメでしょ。もちろん、言い返せない雰囲気を放置・傍観・維持していたのは、周りの諸君全員の責任にほかならない。<br>そんなくだらない会社は、もう見捨てるしかないんだ。そんな会社は滅ぼせ。もはや会社転覆しかない!<br><br>会社を変えられそうもないのなら、そんなところは辞めるが早い。<br>辞めてもっとましな会社に移れないのなら、正当な市場の評価からみればそれだけだったってこと。
いや淡々と指摘してますが。>774さん<br>このエントリを見て<br>お気に入りなぷにぐらまじゃない人は永遠に<br>役「こいつ評価することがない。」<br>般「いえこんなすごいことがありますよ。」<br>役「ぁぁそんなこともあったっけ。」<br>を繰り返すのかと、うんざりしたことを思い出したという。
自分を過大評価をしている人が多いので、各個人が満足する給与と待遇の合計は、会社の業績を大きく超えたものになります。これは永久に解決しない課題でしょう。
大きな会社でしたが、社長と(が?)喧嘩してきました。大企業でも、まるでだだっ子みたいな社長もいるんですよね。コミュニケーションでなんとかなるほど、日本のIT業界は楽観視できる状況ではないと思います。
要は「満足感」を植えつければいいわけだね。管理する側としては。
夫婦円満の秘訣みたいな...