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Matzにっき


2006年10月12日 [長年日記]

_ 知らされなかったパスワード--ユーザーの死が封印するアカウントと遺族のアクセス

プログラマの経歴もある詩人が亡くなったが、 パスワードを残さなかったため遺族が情報を入手できなかった、という話。

人はいつか死ぬのだから、その時に備えておく必要があるのかもしれない。 とはいえ、私の家族は私の(プログラミング関係の)個人的なデータのほとんどに 興味はなさそうだし、現状ではあんまり問題はないのかな。

_ オープンソースプロジェクトを予期せぬ事態から守る方法

偶然にも上記と似通った話題。トラックナンバー(ここでは「バス問題」になってる)の話。

私が死んだらRubyはどうなるかというネタは以前にも書いたような気がするけど、 まあ、1.8はもう安定版だから基本的に今まで通り。 今後変更があるとしてもバグ修正とライブラリの追加程度だろう。

1.9は現状に(なんらかの形で)M17Nを入れて、YARVをマージしたら それなりに使い物になるのではないだろうか。 まだまだ入れたいものはたくさんあるけどなくても生きていける(いや、死んでるんだけど)。

YARVについては笹田くんに一任。言語仕様は...だれか後継者を育てておかないとなあ。

誰か立候補する? できれば日常のコミュニケーションが楽な日本語を話す人がいいんだけど。


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