夜、教会の監督室のコンセントが壊れていた。 床収納式のコンセントを誰か蹴飛ばしてしまったらしい。 で、ドライバーを取り出して開けてみたのだが、 留金が歪んでいるのはともかく、 コードが端子から外れている。漏電の危険があるので大変危ない。
一生懸命、端子につなごうとするが、コードの長さが足りないのでどうにもならない。 そのうちに感電してしまった。ちょっとドキドキした。
結局、コードが足りないのは手に負えないということで、 業者に頼むことにした。
しかし、この歳になって初の感電体験をするとは思わなかった。 これで名実共に胸を張ってAC宣言できるか。
子供たちの夏休みも終わり、今日から給食も始まる通常日程だ。 自分が子供のころに比べてスタートが早いような気がするが、 きっと完全週休二日制の影響だろう。
で、「鬼の居ぬ間に」ではないが、私の夏休みを取ることにした。 夏休みの間、妻は結構ストレスが溜ったので、それを解消という目的もある。 あと、もう使わなくなった子供用品や服を実家に預けてしまおうという目論見も。
で、米子へ。
まず、昼食。両三柳にある「Pretre Bakeri Cafe」へ。パスタかスープの付いたパンのバイキング。サラダのドレッシングが私にはちょっとすっぱすぎた以外は大満足。基本的にパン好きだしね。末娘もパンをかじっていた。今日は平日なので「子供連れのおかあさん(のグループ)」のような客層がメインであった。
実家に移動。物置にベビー布団やら使わなくなった洋服やらを置いてくる。 また、姪っこや甥っこが使うかもしれないからね。
そういえば、ベビーカーがあったよね、と探してみると、 なんと4台も見付かる。なんでこんなにあるんだ。 そういえば高校時代、文化祭でイオンクラフトを作るから*1電源としてテレビが必要だ、 ということになって、うちの物置を探したらほこりをかぶった 白黒テレビばかり5台くらい見付かったことがあったなあ。謎の物置屋敷。
その後、米子駅前のサティへ。4階の手芸用品店がビーズの品揃えが豊富なんだそうだ。 最近、ビーズ細工に凝っている妻は御満悦だった。なんでもビーズ細工は流行しているということで。 そういえばうちの息子の夏休みの自由研究もビーズ細工であった。 息子はああいう手先の細かい作業が好きらしい。
しかし、米子は松江よりも人口は少ないはずなのに、 面白い店が多い。デパートやショッピングセンターの類も米子近辺の方が発達しているし。 いったいどういうことだろうか。
殿様商売と言われる松江と商人の街である米子の住民気質の違いか。
*1 そういえば、イオンクラフトを作ってるときに感電したことがあったぞ。というか、持ってたピッケルに空中放電してきたんだけど。1万ボルト以上だから十分AC体験か
宣教師(アメリカ人×2)を招いて夕食会。
楽しかった。いっしょに友人も呼ぼうと思ったのだが、都合が悪かったそうだ。 とはいえ、当日になってから呼べる別の知人もいないので、宣教師たちといっしょに楽しむ。 子供はお客さんがうれしくてはしゃいでいた。というか、ちょっとヒートアップ気味。
また、誰か呼ぼう。
ちょっと数えてみたところ、私は大体1日に300通から400通くらいのメールを受け取っている。 こんなの正しく分類することは不可能なので、 最近は分類するのも止めてしまって、morqの全文検索に頼っているわけだが、 それでも「いつか返事しなくちゃ」というようなメールが ついついinboxに溜ってしまうことは避けられていない。ここのところinboxに メールが300通とか情けない事態になっている。
こんなに溜ると古いものは決して読み返さないので、ゴミと変わらない。 そこで、心機一転して整理することにしました。参考にしたのは
要するにinboxにごっちゃに溜めてしまうからいけないわけ で、inboxはいつも空にするべきなのだ。 で、いくつかのラベルを用意することにした(morqの場合はフォルダはない)。 引用はIdea*Ideaから。
Inbox(受信箱)
まだ処理していない受信メール。ここは定期的に処理して(他のフォルダーに振り分けて)常に空になっているべき。
Respond(要返信)
すぐ返信しなくちゃいけないメールをここに。時間ができたときにここを見てさっと返信(例:お礼メールとか)。
Action(要作業)
なんらかの作業をしてから返信しなくてはいけないメールをここに(例:仕事の依頼等)。
Hold(数日中に使うもの)
数日中に使うメールをここへ(例:商品発注後の荷物追跡URLが書かれたメールとか)。
Waiting(ちょい待ち)
誰かに任せた作業が終わったら返信できるメールをこちらへ。
Save(保存)
処理が終わったものであとで検索したいものはこちらへ。
Spam & Trash (迷惑メール)
迷惑メールだけは専用ソフトウェアでフィルタリングをかけてこちらへ
私はGmailの影響でSpam(自動分類のspam)とTrash(手動で捨てるこ とに決めたメール)を分けているし、Saveは結局全文検索で 十分なので用意しなかった。
inboxが空なのは気持ちがいいし、respondも(まだ)数が少ないので、 手が空いたときにこのラベルの付いたメールを眺めて返事をすることで、 今まで放置してあった作業が進むような気がする。
残された問題は
だろう。いずれもなかなか難しいことだ。
借りてた本を返すため県立図書館に行く。 先日、GTDを読んだことや、上記のInbox Makeoverとかで 「生活をハックする」ことに関心が出てきたので(lifehackというらしい)、 手帳活用術の本を借りた。もちろん、ここを参考にEmacs上のツールを作ろうというわけだ。
いや、複数で共有することを考えるとWeb上に用意して、Emacs frontendを作った方が良いかな。 前にも書いたけど、個人レベルならmorqやhownの応用でなんとかなりそうだから。
そこから、昼食、教会へ。 先日の壊れたコンセントを修理してもらうためだ。 電気工事の人がめちゃめちゃかっこいい。寡黙な技術者って感じ。 あこがれちゃうなあ。
夜、粉石鹸が洗濯機の給水管が詰まったらしく、水が逆流して床が水浸しになる。
まあ、失敗したものはしかたがない、などと言いながら、 床を拭く。が、けっこう水が広範囲に及んでいるので、ついぶつぶつと不平をこぼしてしまう。 口と行動が裏腹になってしまう自分は人間の器が小さいと思う。情けなし。
最近、目標管理などのlifehack系に関心が出てきたわけだが、 それって歳取ったってことなのかな。
前からhowmなどは使ってるわけだが、
などが欲しいのだ。http://www.checkpad.jp/も良さそうではあるのだが、もうちょっと時系列管理が欲しい気がする。 時系列といえばKikoもインパクトがあるが、 じゃあ使い易いかといえばそうでもなさそう。
たぶん、メール、メモ、ToDoエントリ、画像などなどを全部時系列で突っ込めて、 あとタグづけと全文検索ができるようなツールがあればいいんだろうなあ。 共有など見せ方の管理も必要そうだ。
でも、自分で作るのはしんどいなあ。
_ ogino. [RubyistらしくBasecampかBackpackでは。]
_ k.daiba [最近似たようなことをおっしゃっている方が多いように思います. オープンソース関係のイベントや勉強会も多くなって来て..]
_ まつもと [basecampもbackpackもちょっと違うような気がするんですが、実際に使ってもいないのに決めつけてはいけませ..]
_ とおりすがり [morq+imap4サーバでのクイックハックは駄目ですか。 単純に表題が日付のメールを出せば良いような。]
_ まつもと [うーん、morqとの統合はやりたいことなんですが(特にメールメッセージを時系列に眺めること)、クイックハックでできる..]
創刊一周年記念号でもある「Rubyist Magazine 9号」が発行される。関係者のみなさんお疲れさま。
一周年記念号であると同時に今まで最大の分量でもある(らしい)。
これも単ひとえにささだくんのおかげであろう。
今回はスラッシュドットでも取り上げられている。
今日は東京出張である。
普段は航空機チケットは旅行代理店で購入している。 領収書を提出する必要があるからだ。しかし、今日のぶんは領収書が不要だったので、 はじめてhttp://www.jal.co.jp/経由で チケットレスサービスで購入した。 今日の出張の用事は午後からなので10時台の2便を使おうと考えていた。
しかし、なんと今回間違えて1便を買ってしまったのだ。 なんてこった。しょうがないので、早起きして1便で東京へ。
しかし、後で分かったことだが、この日は台風14号の影響で、 出雲・羽田間は1便以外すべて欠航であったのだ。 運がよかったのか、なんなのか。
羽田からリムジンバスで海浜幕張へ。 某大企業のグループ会社でオープンソースコミュニティについて語ってくれ、との依頼だ。 私の他にVA Linuxの高橋さんと安井さんが呼ばれていた。
などというような話をする。分かってもらえたんだろうか。
その後、懇親会など。電車でホテル(ってか旅館だな)へ。
で、旅館でお風呂に。インターネットアクセスと大きなお風呂がある時点で私は大満足なのだが、 建物は正直言ってボロい。お風呂に入って、眼鏡を拭いたら「バキッ」といういやな音と共に フレームが折れた。以前、溶接して修理してもらったところが弱くなっていたらしい。 こないだ子供がふんづけて歪んだのを無理に直したのがいけなかったか。
いずれにしても寿命だろう。しかし、眼鏡がなくては生きていけないので、 フロントでセロハンテープを借りて無理矢理レンズを張り付ける。 めちゃめちゃ情けない格好だが、きっとほとんどの人は気がつかない(と良いなあ)。
_ ym [「単に」は「ひとえに」だと思うのですが(たんに、ならすみません)「偏に」の間違いではないでしょうか?]
_ まつもと [「ひとえ」のつもりでした。誤変換ですね。]
_ ささだ [今回はプレゼント企画もあるのでどしどしご応募ください。]
_ たかはし [某大企業の出口ではぐれてしまいました。無事に帰りつけたようで何よりです。そういえば、今度中国にも行かないとならないと..]
_ ひろしま [目の角膜をちょっと削ると、当分は目が寝なくても生きていけるようになって便利です。オススメ。]
_ まつもと [たかはしさん、 選挙でスケジュールが狂ったと聞いています。でも、噂じゃなくて直接事務局から聞きたいものですよね。 ..]
_ ogino. [長時間労働するといちばん疲れるのは目なので、目が寝なくても仕事できるのは憧れます。:-p]
帰りの便も朝一番の便を予約していた。 期待せずに空港に移動すると案の定欠航になっていた。 で、とりあえず10時の2便に変更する。
そうなると欲しくなるのはネットアクセスだ。 無線LANのAPはたくさん見えるが、アクセスできるところはなさそうだ。 ぐるりと見回すとYAHOO!BBカフェがある。
ここならと思って入るが、
なのだそうだ。YAHOO!BBモバイルって使ったことないんだよなあ。 しかたがないので、据置きPCを借りて接続方法を調べる。 なになに、ESSIDとWEPキーを明示的に指定すればいいのか。 しかし、うまくいかない。
メールのチェックはgmailがあるのでなんとかなる。 WebのチェックもFEEDBRINGERがあるから 問題ない。sshアクセスとリプライは不自由だけど。
それでも自分のPCを接続させようと悪戦苦闘しているうちに、10時すぎになる。
欠航。
あーあ、また行列に並んで今度は12時の便に変更。 台風は刻々と移動しているのだからもっと遅い便、たとえば最終6時の便にして、 東京に移動してしまった方が確実ではないか、とも思ったが、 かなり疲れているので正直一刻も早く帰りたい。
くたびれつつも、再挑戦したらYAHOO!BBモバイルへの接続に成功。 waproamdに頼らず自分でiwconfigを使ってESSIDとWEPキーを設定したら接続できたよ。 これは便利だ。でも10月からは有料になるんだってね。
12時の便は「天候の状況によっては、引返す、伊丹に着陸する、岡山に着陸する、などの可能性がある」と警告される。どきどきする。が、うまくいく方に賭ける。航空会社だってそんなことはしたくないはず。警告は万が一のためだ、と勝手に思い込むことにする。いつもの楽観的戦略。
不安を抱えつつも離陸。疲れのため、そのまま寝てしまう。
気がつくと着陸している。おおっ。ここはどこだ。
出雲空港であった。あぁ、よかった。楽観的戦略は(今回は)成功したようだ。 ふらふらになりながら自宅に帰る。
出張中、tachさんから「morq関心があるんですよ」とうかがう。 結構注目されているらしい。で、話すうち「ラベルで絞り込みを行いたい」という話が出る。 ふむ、確かに。「これこれの条件を満たすメールでこのラベルがついたもの」という検索をしたいことはあるよなあ。ただ、ラベルはmorqのインデックスには含まれていないので自前で実装する必要がある。
ま、いい機会なので実装してみた。最新(リビジョン 2145)では、morqのqueryに「label=inbox」のようにして指定すると、検索結果がそのラベルが付いたメールに限定される。複数ラベルを指定すればand指定になり、指定したラベル全てを持つメールだけがリストされる。いまんとこor検索は出来ない。
先日、BasecampとBackpackを使ってみると発言したが、 約束通り試してみた。ふむ、Basecampは私の望むものとは違っているんだけど、 これってもしかしてRubyの開発に役立つんでないだろうか。
現状の最大の問題といえば、リリースが遅いことなんだけど、 それって
っていうプロジェクト管理としてはダメダメな状態なわけだが、 それこそBasecampの役立つ領域ではないだろうか。
今からSubversionに移行して、Trac使うのもおおげさだし、 これならちょっとやってみて、ダメなら止めるのでもさしてダメージはない。
とりあえずやってみることにする。
しばらくすると、DHHからメールが来た。無料でplusアカウントをくれるってさ。 感謝。
Python関連のpodcasting。
っていうか、podcastingってこうやって音声ファイルを用意することなんだっけ。 ふーん。
いろいろあるが聞いてみたのは以下のふたつ。
ほんとに言語にしか興味がないのね。
特に後者は面白かった。まあ、あまり喧嘩を売らない程度に比較しているのが好ましい。 特に面白かったのは「RubyがなかったらPythonはもっと広まってただろう」というのと、 彼(Ron Stephens)が私の名前を発音できないところ(27:03あたり)
Ruby was created by yashimoto... I can't say his name... matz... they call him, yoshimatsu.... matz.
やっぱり海外ではMatzというニックネームを使うことにして正解だったようだ。
DHH (David Heinemeiser Hansson) さえちゃんとミドルネーム発音してもらえないことが多いようだからなあ。
しばらくコンタクトをしてなかったので長時間はつらい。 ので、眼鏡を作成する。
今度は黒縁。外見はあまり変わらないか。
チタンのほそい弦(つる)のが軽くてかけ心地もよかったが、 以前にもフレームを折っているので今回はもうちょっと丈夫そうなのを。
HotWiredにRuby on Railsの記事が載るってのは、 ひとつの時代の流れを感じる。
成果発表。ずっこけたのはここ。
こうなると今後の発展に期待がかかるが、高橋氏は「OSの動作検証など初期の目的は達成できた」ことに加え、既に自身の就職が決まっていること、 Microsoft自身が「Singularity OS」として似たようなプロジェクトを推進していることなどの理由から、今後の開発継続には消極的な姿勢を示した。オープンソース化についても「一般的なアプリと異なり、OSカーネルはオープンソースにしたからといって開発者が集まるわけでもない」と高橋氏は否定的。せっかくの新しいアーキテクチャのOS だけに、高橋氏が動けないなら誰か開発を引き継ぐ人間が現れると面白いのだが……。
ちゅーかだな、税金を注ぎ込んでおいてだな、 「初期の目的は達成できた」といって放り投げ、オープンソースにもしないってのは どういう了見かと。 彼の「初期の目的」がなんだか知らないが。
もっとも私も未踏の成果を考えると偉そうには言えないが、 少なくともオープンにはしている。
追記
MYCOMの記事に反して開発者は開発停止の意向はないとの情報あり。
上記の記事は、一般論として「未踏の成果を投げ出すくらいなら、自由なライセンスを付けて公開してほしい」という主張とします。高橋氏が「投げ出す」意図がないなら上記の主張の対象ではなくなります。
ここ数日開発者用CVSリポジトリへのチェックインがたびたびハングする。 どうもversion.hを更新しようとしてデッドロックしているようだ。 リポジトリのあるサーバにログインして手動でロックファイルを削除すると(危険だが)処理が進んだりする。
ebanさんは別に何も変更していないってのにおかしいな。
でも、日ごとに悪化しているような気がする。 一昨日までは数回に一度のハングが、いまや毎回になっている。 だんだん耐えられないレベルになってきた。
いまどきCVSを使っているのが悪いという説もあるが、 これだけ歴史があるとなかなか移行できないものもある。
_ naruse [opencvs.org のような別実装がでてきてはいますが、これはもうしばらくかかるようですね、、、]
_ yoosaki [高橋氏に対する意見、同感です。 せっかくおもしろい実装が出来たのだから、みんなでいじり倒して欲しいくらい言って欲しい..]
_ suntzu [まつもとさんにしては割と辛辣な表現をされているので、 ここ経由でこれから社会にでる若い高橋氏が一様な印象を 持たれる..]
_ まつもと [同じ放置するでも自由なライセンスをつけて放置してほしいというだけです。 投げちゃいかんとか、面倒を見るべきだとかいう..]
_ 通りすがり [> ここ経由でこれから社会にでる若い高橋氏が一様な印象を > 持たれるなは少し気の毒な気がします。 単なる価値観..]
_ suntzu [なるほど、納得です。もし私が彼の立場なら、子供のころ 近所のオッサンに怒られたようなレベルではなくイカズチを受けたよ..]
_ 野次馬 [真相は、本人は止める気無いけど記者が勘違いして行き過ぎたって話らしい。まあとっとと止めてソース公開しろって言う人もい..]
_ まつもと [「本人は止める気ない」というのは有用な情報です。提供感謝します。 いずれにしても自由なライセンスになることを期待した..]
_ 名無しさん [http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/os/1105442577/l50 によると作者は..]
MicrosoftがEric Raymondをリクルートしようとしたが、 あっさり断られてしまった、という話。
Ericを教祖と呼ぶのはちょっと違う感じ。原文はどう表現してるんだろう。 ITmediaには原文へのリンクがない。
教祖といえばStallmanの方がずっと雰囲気が出ているけど、 Stallmanのことを「オープンソースの」教祖と呼んだらきっと彼は激怒するだろうな。
でも、Ericに限らず海外ではオープンソース開発者がリクルートの対象になる話はときどき耳にする。 言語設計者は例外だけど。
ところが日本ではあまりそういう話を聞かない。 まあ、オープンソース開発者そのものがたくさんいないって話もあるが。 でも、高林くんや小松くんがGoogleにいったのはオープンソース開発者だからかもしれないなあ。
1997年にこっちに来て以来、 私に対してリクルートの話が来たことはない。一度もない。 日本企業(いや、別に日本企業じゃなくてもいいけど)にとって、 少々名前の売れた開発者ていどはそんなに欲しい存在ではないということなのか。
まあ、声かけてもらっても、転職しないとは思うけど。
うちの奥さんは海外生活が夢なので、 海外から数年働かないかという話が来たら、喜ぶかもしれない。
_ のんべ [まつもとさんが松江をこよなく愛されていることを皆さんご存知だからなのではないでしょうか。 奥様は海外ならどこでもO..]
_ まつもと [いえいえ、「松江をこよなく愛している」というより、都会をとても嫌っているのです。 もっとも子供たちは玉造(と友達)を..]
_ 増井 [おおいに変わると思いますが... 高林氏/小松氏はオープンソース開発者だからというよりも、若くてハッキング力がある..]
_ MMX [昔の Anders Hejlsberg はリクルートされたのでは。 今は MS PDC で LINQ とかC#3.0..]
_ まつもと [言語設計者うんぬんはジョークですから。 私もGuidoもちゃんと就職してますし。RasmusはYahoo!だし。 そ..]
_ 弾 [> そういえばLarryは今どうしてるんだろう 一応TPCがgrantを出してます。 http://www.perl..]
_ とおりすがり [http://www.networkworld.com/news/2005/090905-microsoft-ope..]
_ まつもと [ありがとうございます。 guruか。「教祖」だと強すぎるかもしれませんねえ。]
昨年の夏に投稿した論文がやっと採択される。
しかし、お情けで採択してもらったので、修正の指示がかなり多く残っている。 〆切は今日。 やっぱ研究者には向いてないや。
でも、職業プログラマとしても(というか会社員として)かなり失格気味な私の生きる道は...?
自分で満足しているのは言語設計者の立場なんだが、 それって全然商売にならないしなあ。
冗談はともかく、忙しい。
こういう日に限って教会の用事が立て続いて、 日付が変わりそうなころにメールで論文を提出。
先に郵便で提出したハードコピーに間違いを見付けてしまい、 差し替えのハードコピーを明日送ることにする。ダメダメ。
U20プログラミングコンテストの結果がやっと発表になった。 正式決定するまでは箝口令が出ていたのだ。
受賞者のみなさん、おめでとうございます。
今年もなかなか面白いものが集まっていた。 というより、昨年よりもずっとレベルが高かった。 昨年よりも応募総数は減っていたようだが。
さて、もし時間を遡って今年の応募者にアドバイスできるとしたら、 「傾向と対策」は以下のようになるだろう。
ゲームは難しい。
今回の受賞者にもゲームが多いのだが、 実際にはそれ以上にゲームの応募は多い。 ライバルが多く、競争が激しいので難易度が高い上に、 審査員受けはそれほど良くない。
労力と受賞確率はさほど比例しない。
審査員はソースも読んでいるので、 「力業だな」とか「がんばってるな」とかは分かるのだが、 それは評価点のごく一部に過ぎない。 むしろ光るアイディアの方が評価される
優れたツールよりも独創的なアイディア
今回個人部門対象を受賞した「Aki黒板」は 黒板を再現するソフトというばかばかしくも独創的なアイディアが評価された。 たぶんこれは一番労力をかけたものでも、一番複雑なものでもないが、 似たものがない点が高く評価されたのだと思う。 もっとも大賞の選考の時には私は講演をしていたので伝聞なのだけど。
もっとも来年は審査員も変わるかもしれないし、同じことが当てはまるとは限らないのだが。
Rastに関するオープンソースソフトウェア基盤整備事業の検収。
実装が機能仕様を満たしているか、 性能が性能仕様を満たしているか、 を確認する。不正対策か、IPAの人が(慣れないキーボードを操作して)思わぬ時間がかかったが、 無事終了。そんなことならあらかじめHHKでない普通のキーボードを用意しておくべきだったね。
これでとりあえずRastに関する事業は(会社的には)完了。
だけど、ここで廃れるのではなく、まだまだ成長していってほしいものだ。 morqもね。
Rast 0.3.1もリリースされた。今回はmorqは同梱ではないらしい。いや、repackしたのかな(未確認)。
morqのリポジトリは以下でアクセスできる。
% svn checkout http://projects.netlab.jp/svn/morq/trunk/ morq
時系列の情報を持つRandomNoteのようなもの。 Ajaxの動きも楽しい。
これは、と思ったが私の欲しいものとはちょっと違っているみたい。 でもMMを参照する機能とか絶対に面白い。
ところで公開されているソースとdotimpac.toで運用されているものではバージョンが だいぶ違うみたい。ブックマークレットの対応とか。
Dave "Pragmatic" Thomasによるエッセイ。「Rubyは言語Xyzよりも良いか」という質問に対する答え。
彼の答えは「ノー」。
では、質問のしかたを変えてみよう。「XyzはRubyよりも良いか」。
彼の答えは「ノー」。
それはあなたのノミと私のハンマーを比べてどっちが良いかというようなものだ。
では、私のRubyとあなたのJavaはどちらが良いか。それは場合による。 今後数週間かけてDaveはこの比較についての答えを紹介するという。
第1回はパフォーマンス。実際に読んでみると良いと思う。
ワード評議会があったので少々早く教会につく。
すると、教会の玄関に猫がいる。子猫が5匹、段ボール箱に入って。 ガムテープでフタがされている。箱の上にはキャットフードが。
いやあ、ずいぶん長いこと教会に通って、いろんな経験をしたけど、 猫が捨ててあったのは初めてだ。教会の人なら引き取ってくれると思ったのだろうか。 ずいぶん自分勝手なことだ。
子供たちは可愛い猫を見て大喜びだが、それは一時的なこと。 結局は誰かが継続的に面倒を見なければならない。 今回はある家族が「しかたがない」と引き取ってくれたが、 次回はそうもいかない。残念ながら保健所に連れていかざるをえなくなるかもしれない。
動物は生きていて、飼うということは命を扱うことだということを自覚してもらいたいものだ。
集会終了後、冷水機の下に水がこぼれている。 雑巾で掃除していると、給水管から細い水流が吹き出している。 どうやら配管が緩んでいるらしい。 と、パイプに触るとあっさり外れてしまった。 吹き出す水、水浸しになる床。
慌ててバルブを閉めようとするが、冷水機の蔭でどうにも手が届かない。 大慌てで止水栓を探すが、フタが空かない。 倉庫から工具を出してきて、なんとか止水栓を閉め、水が止まったところで 冷水機のバルブを閉める。このころにはもうすぶ濡れ。ひどい目にあった。
こうして普段帰る時間よりすっかり遅くなったところへお客さんが。
以前、川崎で教会に行ったことがある人が実家の松江に帰ってきて、 どれひとつ教会にでもと訪ねてきてくれたのだ。 早速宣教師たちといっしょに話をする。
しかし、猫に漏水にウォークイン。こんな日曜日は滅多にあるもんじゃない。
鹿島町にある深田公園で教会の活動。
途中道を間違えて原子力発電所に辿り着いてしまう。 そう、深田公園は原子力発電所の敷地内にあるのだ。 しかし、外側から見るだけでも原発ってめちゃめちゃかっこいい。 エンジニア魂を動かすものがある。
私個人としては原子力発電に全面的に賛成というわけではないけれども、 賛成でない理由はそれが原子力だから、というわけではなくて、 最終処分の方法が決まってなかったり、 ある程度のリスクがあるのに、それを隠そうとする電力会社の態度にある。
まあ、それはさておき。
着いたらいきなりバッテリーがあがる。今まで走っていたのに。 しばらく前に(あまりにも疲れていて)うっかりヘッドライトを付けたまま運転席で寝入ってしまったことがあって、それのせいかバッテリーがダメになりかかってたらしい。
とりあえずブースターケーブルを使い知人の車につないでエンジンをかける。
あとは子供やほかの教会の人たちと楽しい時間を過ごす。
技術評論社のムック。私も書いている。 アメリカ帰りの空港の待ち時間で書いた原稿だ。
「[入門]オープンソース開発オリエンテーション」という特集の中で 「オープンソース開発、その前に」タイトルが付いている。 そんなタイトルになったのか。 基本的に
などを(おもしろおかしく)まとめたものだ。
さて、この中での「実例」だが、もちろんフィクションなのだが 名前、人物とものモデルがいる。
なお、年齢はみなテキトー。
元々は『Gartner、オープンソースを公平かつ正当に評価』から、オープンソースは「深夜のハッカー軍団が作っているわけじゃない」という話。
中田さんがRubyのChangeLogの日付を解析してみたら以下のようになった。
$ ruby -ane 'BEGIN{$t=[0]*24};$t[$F[3].to_i]+=1 if /^[A-Z]/;END{a=$t.inject{|a,b|a+b};$t.each_with_index{|n,h|printf "%02d:%4d %2.1f\n", h, n, n.to_f/a*100}}' ChangeLog
00: 183 7.2
01: 139 5.5
02: 85 3.3
03: 49 1.9
04: 38 1.5
05: 26 1.0
06: 34 1.3
07: 39 1.5
08: 65 2.6
09: 69 2.7
10: 105 4.1
11: 136 5.3
12: 117 4.6
13: 123 4.8
14: 137 5.4
15: 133 5.2
16: 133 5.2
17: 148 5.8
18: 135 5.3
19: 102 4.0
20: 97 3.8
21: 98 3.8
22: 152 6.0
23: 205 8.0
要するに
という私のライフスタイルを反映しているような気がする。
やっぱ、「深夜のハッカー」か。
むしゃくしゃしてリリースした。 新しいものならなんでも良かった。
今は反省している。
今回はBasecampのおかげでだいぶ仕事がはかどったが、 時間に追われたのも事実だ。っていうか、パッチだけ出すので良かったのか?
次回(1.8.4)はもうちょっとうまくやれるようにしよう。
追記
上のように書いたら「本当にむしゃくしゃしてリリースした」と思う人が出る始末。 冗談も書けない。余計に落ち込む。
_ KENN [機能追加とバグフィックスとセキュリティフィックスは分けて考えた方が良いのではないかと思います(後者2つは緊急度の違い..]
_ はら [なげやりなまつもっちゃん、、、好き。:-)]
_ よんでるひとA [冗談なら冗談っぽくないと。少なくとも、背景を知らない(←ここは読んでるけどRubyと関わりが極薄な)私には「あれ?こ..]
_ bon [背景というよりは元ネタですよね。「今は反省している」で検索すれば分かると思います。]
_ よんでるひとA [なるほど、2chネタでそんなのがあるんですね。知らんかったです。]
_ よんでるひとB [文脈からだけではちょっとわかりにくいでね。 http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20050..]
いつの間にか私の原稿が公開されている。 まあ、日経は最初から原稿の再利用も含めての契約だから問題はないけど。
まあ、この連載は怪作揃いなので楽しんでいただきたい。 毎月、産みの苦しみだけど。
チームでGTDしたいのだが、理想的なツールがない。
Basecampはけっこうよろしいのだが、できれば手元にデータを置きたいのだ。 全員が同じプラットフォームを使ってるわけではないからWebベースが望ましい。
ちょっと調べたのは以下のようなもの。
どちらかというとIssue Managementツール。 あんまりGTDという感じではないか。 再帰的にマイルストーンが定義できるのは好ましい
GTDを謳うWiki。Instikiベース。 「todo:」と書いたエントリを一覧してくれる。 でも一覧からチェックはできないから素人にはちょっと使いにくいか。 MindMapを作れる機能あり。
Pimki2では ToDoをチェックできるようにする予定ということで将来に期待。
もしかしてBasecampクローン?
でも現時点ではソースを入手する手段がない。 まだ外見だけなのか。
todo機能はない。
Howm記法が使えるのは良い。リストからチェックはできないので、 todoがあるページを編集する必要がある。Pimkiもそうだが、この辺がWikiの限界か。
コンテンツ保護にStallmanをどう活用するのかと。皮肉な名前だ。
Martin FowlerによるRubyコミュニティの評価。
まあ、「Rubyコミュニティ」とやらも規模が大きくなって 昔ほど牧歌的ではなくなったのかもしれないが、 まだ気持ちよい雰囲気を残しているのではないか、と。
ハッカーでなくてもできることはたくさんある、という話。
まあ、言ってることは確かにそうなんだけど、なんか違和感があるのはなぜか。 それは私が肩代りをしてもらう立場にあるからか、あるいは...。
次女が修学旅行に出発する。広島と岡山だそうだ。
一泊二日で二箇所も回るのは慌ただしいことだが、 私の小学校時代みたいに岡山だけというのもなんだかよくわからないことになる。 鷲羽山に登って瀬戸内海を眺めたことしか覚えてないぞ。
Eolas特許が有効認定されそう、とのこと。 あんまり良い動きじゃない。
ソフトウェア産業というものが事実上存在しない国々では、 オープンソース開発者はロックスターのように評価されるのでは、 という説。
ヨーロッパではそうなのかもしれない。日本ではそうでもなさそうだ。
「そうなればよい」と思ってるわけではないが。
たまには良いニュースを。妥当な判決だろう。
これを機会にソフトウェア特許の弊害に関して世間の認知が高まると良いのだが、 一審にくらべると世間の注目はどうしても低いだろうなあ。
商標登録を取り下げたのは良いことだと思う。
結局反発を受けたのは、 「コモンズ(共有財産)」であるとみなされているモナーを商標登録することによって私物化しようという態度なのだと思う。逆に言えばコモンズであるので、Avexが利用することも当然可能だというわけだが、一部の強硬な態度に影響されたか「特典映像も収録中止」という行動まで至ったのは残念だ。「羹に懲りて膾を吹く」という諺の通りなのか。
しかし、ここはコモンズであることを前面に押し出して積極的に利用し、 ついでにその成果物を文化として還元してもらえた方がwin-winの関係が成立して望ましかったのではないかと思う。
ようやっと筑波大のレポートを採点する。遅いぞ。
2日間の集中講義で1日ひとつずつレポートを書いてもらったのだが、 なかなか優れたレポートが多い。が、合計150通以上のレポートすべてに目を通すのは苦痛でもある。しかし、有意義でもある。
2日目のレポートのテーマは「20年後の言語を想像する」というものであった。 当然、Paul Grahamの「100年の言語」に影響を受けたものだが、 100年は難しくても20年なら想像可能ではないかと考えたのだ。 今から100年前にコンピュータ言語は存在しなかったが、 20年前(1985年)なら現在も生きている言語の多くがすでに存在していた。
そこから現代までの変化(言語の歴史とその変化の傾向については講義で説明した)を考えると、 20年後の言語の姿が浮かびあがってくるのではないかと。 事実、なかなか鋭い考察をした学生がたくさんいて、 20年後の言語の在り方、および将来のRubyの変化の方向へのヒントになりそうなものもあった。
もうちょっと考察してみよう。
_ まつもと [そう主張している(いた)のは承知しているのですが、今でも本当にそう考えているなら取り下げる必要はないのではないでしょ..]
_ 通りすがり [単なる損得勘定の結果として「事態を収拾するため*だけ*に取り下げる」という選択肢があるので、自分の主張が正しくないこ..]
_ まつもと [そういうことを想定していないわけではないから上記で「今でもそう考えているが...」ということを書いたのです。 Av..]
_ Jitta [のまねこ あの映像って、Avexが作ったものなのでしょうか?そうであるなら残念ですが、“空耳”とモナーを関連づける..]
_ まつもと [待ってくださいよ。私がコモンズといったのはモナーというキャラクタのことであって、flashそのもののことではありませ..]
_ (ぱ) [ 前橋和弥です。ここには2回目の投稿になります。 のまネコ問題に関しては、ひとまず以下のまとめサイトを参照するのが..]
_ 通りすがり [> 世間に理解してもらえないと認めた 残念なことに、flashの収録まで取り下げたというあたりから考えて、「認める..]
_ まつもと [いや、まったく。 どうも最初から誤解されっぱなしの文章を書いたようで(いつものことか)、ここで明確にしておくと ..]
_ Jitta [> オリジナルflashの作者にavexが仕事として依頼して作成した これを知りませんでした。なので、「オリジナル..]
_ まつもと [まあ、正直な気持ちは「なんだってしたる」ってところでしょうが、黒flashをも取り込もうという態度はネットとの共存を..]
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