«前の日(11-13) 最新 次の日(11-15)» 追記

Matzにっき

迷惑メール対策なら Dr.WEB
『Dr.WEB メールデーモン』、MTA 用迷惑メール対策製品です!


2003-11-14

_ [Ruby]Ruby Conference 1日め

  • Working in the Garden: Web Apps with Borges - Eric Hodel

    各ページの状態をContinuationとして保存するWebアプリケーションフレームワーク、 Borgesの説明。元々は Avi Briantが作ったもの。Smalltalk版のSeasideからの逆移植。 おもしろい仕組みではあるが、どこまで実用になるんだろうか。

    資料

  • The State of XML Processing in Ruby - James Britt

    RubyにおけるXMLの現状。なんとたくさんのライブラリがあることか。

  • Object-relational mapping with Lafcadio - Francis Hwang

    リレーショナルデータベースをオブジェクトにマップするフレームワークLafcadioの紹介。 Madeleineのような Object Prevalenceを 使うアプローチもあるが、既存のデータベース資産を活用したかったということ。 彼自身が開発したいくつかのWebサイトで活用されているということ。

    しかし、Francisは早口でついていくのがやっとだったりする。

  • Ruby World: (not) Implemented - Steve Tuckner

    発表を申し込んだ時にはRuby Worldの実装について語ろうと思ったが、 全然時間が取れなかったので、企業にRubyを導入するというテーマに変更した、というもの。 次の日のJim Freezeの発表とちょっとカブってるかな。

    しかし、結局Ruby Worldがなんであるかはよくわからなかった。次回に期待。

    資料

  • Generating Code in Ruby - Jack Herrington

    タイトルにも表紙にもRubyとは一言も書いてないが、例題は全部Rubyで書いてあるという 『Code Generation in Action』の著者、 Jack Herringtonがコード生成のパワーについて語る。

    資料

  • Roundtable

    Rubyの作者まつもとを囲んで質疑応答。なんについて語ったっけ。覚えてない。

カンファレンス全体の 資料はここ

このホテルにはインターネット接続がない。来年の会場にはネットアクセスを希望したい。 夕食にSchlotzsky's Deliにいき、ワイアレス接続。

_ [映画]深夜放送

明日のスライドの最終修正をしながら、 部屋のケーブルテレビで映画を見る。

  • 『Transporter』

    えーと、なんというか、フランス版ダイ・ハード? 主人公、クールな仕事人という最初の印象と後半の印象が全然違う。

  • 『Blind Fury』

    ルトガー・ハウアー主演、西洋版座頭市。 ただ単に似ているというだけでなく、本当に座頭市の翻案らしい。 実は前から好きな映画である。

結局早朝まで起きている。時差ぼけというわけではないようだが。

[]

2004-11-14

_ [教会]松江

先週ステーク大会だったので、今日が断食安息日。松江出席。

日曜学校の時間、突然妻が現れて驚いた。家で休んでいるはずだったのに。 結果的に「ちび」のお披露目になった。もっとも、1時間ほどで先に帰ったんだけど。

午後、息子の自転車の練習につきあう。 というか、全然乗れない子供の練習ってのは毎回支えないといけないし、 結構な時間走り回ることになって、体力の衰え著しいプログラマには相当辛いんですけど。

ぐったりした休日であった。まだまだ練習につきあわなくてはいけなそうだ。

[]

2005-11-14

_ [原稿] オープンソースマガジン 1月号

月例のハッカーズライフ。今月は「ソースコードを読む」話。

まあ、2ページしかないんであまり突っ込んだ話は書けないが、 どう読むか、とか、どういうツールを使うかとか。

でも、普段、私がソースコードを読むときには近代的なツールは使わないで grepに頼りきってるんだよなあ。ctagsすら使わないのはいかがなものか、という気もしないでもない。

Rubyではデバッガも使わないし、IDEも使えないし。 完全にオールドタイプだな。

_ [OSS] Sleepycat -- 健全な収益構造を持つオープンソース企業の見事な例

まあ、ちゃんとつぶれないで事業を継続している点は尊敬に値する。

でも、MySQL AB (MySQL)もTrolltec (Qt) もSleepycat (BDBM) も、自らのビジネスモデルのために外部からのコードは基本的に受け取らない(か、著作権上と譲渡契約を行う)必要があるんだよね。それはバザールモデルを強調するオープンソースの立場からは、「見事な例」とはちょっと違うような気がする。

ま、ソースコードが自由なライセンスで提供されているという、私が一番欲しい自由が提供されている以上、文句を言うつもりはないけれども。

_ [Ruby] Ethical Software by Alex Bunardzic » Superior or Just Easier?

「優れている」とはタフな問題を解決することだ、と考えがちだが、 もっと「簡単な」道があるかもしれない。

What really caught my attention in that comment is the underlying assumption that something could either be superior, or easy. This belies the heroic mentality of the tough, battle hardened modern man, who is used to struggling in life, knowing that it don’t come easy.

Along come these wacky dudes, like for example Matz and the aforementioned David, and gently tap these people on the shoulder, and try to make them see that, hey, you don’t have to always suffer for your work. Maybe there is a way to make it easer?

肩の力を抜いて生きよう。

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]

_  [s/上と/譲渡/ でしょうか。]

_ まつもと [その通りです。「び」さん、チェックが早いですね。]

_ babie [挙げられた2社が基本的に受け取らないかどうかは知らないですが、FSFも譲渡を要求しますよね。 なぜFSFは貢献者に..]

_ まつもと [その通りです。まあ、FSFは元々オープンソースに関心ありませんしね。]

_ 通りすがり [「バザールモデルを強調するオープンソースの立場」という言葉は二通りに解釈できて曖昧なので、そのうち事実に反しない方を..]

_ まつもと [あ、そんな感じです。明確にしてくださってありがとうございます。> 通りすがりさん。 いつもお世話になってます。いや..]

[]

2006-11-14

_ [原稿] オープンソースマガジン 2006年1月号

なんか、原稿ばっかり書いてるな。

オープンソースマガジン最終号でライセンスについて取り扱うということで、 以前の「フリーソフトウェアライセンス診断」なんかに似た線でなにか、という依頼。

以前書いたネタだからと思って気楽に書きはじめたら、 いろいろ難しかったり、分量に納めるのに苦労したり。

あと、「ハッカーズライフ」とちょっとかぶったり、 特集のほかの記事とかぶったりしそうだ。

_ [OSS] ISID、Seasar2商用サポートサービスを拡張、バージョン固定サポートを導入

ISIDがSeaser2の商用サポートサービスで、特定のバージョンをサポートしつづけるオプションを提供する、という話。

商売としてはいろいろなオプションが増えるのを見るのはありがたい。 そうやって、市場の理解が進めば、ひいては私たちにも恩恵がある(可能性がないとまでは言えない)。

_ [OSS] サン、「Java ME」と「Java SE」のソースコードをGPLライセンスで公開へ

えーと、GPLを選ぶというのは正直意外であった。 望ましいことであると思う。

あと、この件についてはJRubyのCharles Nutterのエントリも紹介しておく。

[]

«前の日(11-13) 最新 次の日(11-15)» 追記

RSS feed meter for http://www.rubyist.net/~matz/ Creative Commons License This work is licensed under a Creative Commons License.