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Matzにっき


2004年01月01日 元旦

_ [生活]元旦

目が覚めたら11時だった。なんか気の抜けきった生活をしている。 その割には「仕事する」とか言って娘に嫌われたり。

息子の凧揚げに付き合う。 しかし、息子が保育園でもらってきたビニール製の凧は安定して飛ばないのだった。

新聞紙で尻尾を付けてみる。少しだけ安定したが、風向きが変わると墜落する。 義父と一緒に、ああでもない、こうでもないとやっていると木に引っかかったりして。 走り回って息が切れる大人二人。もう駄目だ。

結局息子は、糸を短くして走り回り、自分の後ろで凧を低空飛行させるという遊びを開発する。 うむ、そうか。そういう手があったか。我々には「凧はこうやって飛ばすもの」という先入観があったな。 あれなら電線や木に引っかかる心配もないしな。本人が満足しているならそれでよかろう、 などと話しながらうちに帰る。

子供たちは従兄弟と遊ばせておいて、今日も妻と買い物に出る。 なかなか一緒に行動できないものな。しかし、正月から店が開いていると正月らしくない気もする。 便利だから助かるけど。

正月のご馳走を食べ過ぎて体重が増加する。うーむ。

_ [生活] New Year's Resolution

1024x768以上でお願いします(つまらないジョークはやめなさい)。

今年の目標とか設定するのは苦手なのだが、せっかく日記を付けているのだから、 記録のためにも考えることにしよう。今回は、比較的楽な仕事編。

Rubyについて

  • Ruby 1.9を軌道に乗せる
  • M17Nについて検討を深め、これで論文を一本書く(または研究発表に出す)。春が目標。
  • RiteのVMとGCについて検討を深め、方針を決める
  • 今年こそRiteを始める

原稿について

  • 〆切直前まで放置するのは止める
  • 月刊連載の場合には最低でも2週間前にテーマを決める
  • 引き続き〆切は守る(当然?)

海外講演について

  • 2回以内に。ということは、11月のRubyConfとあと1回だけ?

2005年01月01日 元旦

_ 新年会

合同結婚記念日*1以来の近隣の兄弟が集まる。今回は年末からうちに来ている末の弟も参加。総勢13名。千葉にいる妹夫婦や浜松にいる両親も参加できるとよいのだが、そういう機会はもうちょっと先になるだろう。

子供が多いので大変な騒ぎになったのだが、楽しかった。 持ちよりの食べ物が予想以上に多くてお腹いっぱい。ごちそうさまでした。

途中、年齢差の話になって、

  • 私と末の弟の年齢差は、末の弟と息子の年齢差と同じ
  • 末の弟と長女の年齢差は、私と中の弟の年齢差と同じ
  • ということは、上の妹と末の弟の年齢差と同じ

とかいろいろ飛び交って混乱する人が出てきた。人数が多いと大変だ。

*1  「合同(結婚記念日)」と構文解析する。間違っても「(合同結婚)記念日」ではない


2006年01月01日 元旦

_ [教会] 元旦

通常通り。いや、第一だが断食ではないぶん通常ではないか。

帰省でしばらくぶりの人たちに会うことができた。 引っ越していった友達に会えた子供たちは喜んでいた。 本当は山口に行くはずだったのに、 病気で延期になってしまったのだが、良いこともあったね。

青少年クラスに授業参観。なかなか力が入っていた。 今後にも期待したい。

あとは休憩。一日休んで過ごす。 PCも動かないしな。


2007年01月01日 元日

_ [Ruby] The Ruby Virtual Machine

一年の計は元旦にあり、という言葉もあるが、 今年はYARVのSubversionリポジトリtrunkへのチェックインから始まった。 ささだくんは本気である。 年末はこれの作業で終わってしまったのではないだろうか。

で、これで名実ともにYARVがRubyの正式インタプリタエンジンとなることが 確定したので、もはやYet Anotherではなく"The Virtual Machine"と呼ぶべきではないか、 という話をどっかで読んだ(参照元を記録しておくべきだったなあ)。

賛成である。今後はTRVということで、ひとつ、よろしく。

_ [Ruby] matzrubyブランチ on Subversion

YARVチェックインと同時にmatzrubyというブランチを作ってもらうように依頼した。

これは、今までCVS上で1.9が果たしてきた役割である 私の「実験場」の役割を果たす。

というのも、現在は(元)YARVがまだ安定しないので、 私の変更を突っ込むとますます不安定になる危惧があることと、 私自身が(元)YARVの構造を理解していないので、 インタプリタコア(eval.c)に関連する修正を(元)YARV上で実現できないからである。

というわけで、matzrubyブランチは上記の二点(YARV安定と私のYARV理解)が 解決されるにつれてだんだんとフェードアウトする運命にあると認識していただきたい。

とりあえず、

  • シンボルの再分離
  • ローカルインスタンス変数
  • クラス変数
  • privateメソッドの探索方法

くらいまではmatzrubyブランチで行われるのではないか、と。 各項目の詳細については後日。

一方、m17nはtrunkで行われるべきだと思う。 コアと関係ない(はず)だから。

_ 大当たり

夕食の準備が面倒になったので、 近場のファミリーレストラン(特に名を秘す)に食事に。

そしたら、私の注文した鍋物の底から付箋紙が出てきた。 全部食べてから気がついたよ。 新年早々から大当たりだよ。 今年を暗示しているのか。 当たるのが良いことばかりだといいのだが。

で、奥から登場したチーフなる人がどのように対応するのか 興味津々で観察していたのだが、 「すみません」、「申し訳ありません」と繰り返すばかりだった。 口だけなら簡単に言えるんだがなあ、と思いつつ、 一応謝罪は受けておいた。

レジの前でまた「チーフ」が再登場したので、 お金を受け取らないところまでやるのかなと思ったのだが、 やはり謝罪を繰り返すだけだった。 どうも彼にはそれだけの権限はないようだ。

まあ、興味深い経験だった。 もう当分行かない*1

*1  絶対に行かないと言えないのが弱い


2008年01月01日

_ 年賀状

年賀状が届く。当たり前といえば当たり前だが、 ちゃんと出した皆さんを尊敬する。

こちらから年賀状、出せなかった方も、出したけどまだ届いていない方も、 今年もよろしくお願いします。

_ ゴビウス

で、あまりにもなにもしない正月というのも寂しいので、 小豆雑煮*1を食べて、 近くの水族館(ゴビウス)に出かける。 子供が大きくなると一緒に活動することが少なくなるので、 末娘はこの施設は初めて。

今回も妻と長女は留守番ということになった。

途中、寒かったけど、行った人たちは結構楽しんでたみたい。 私はオオサンショウウオが良かった。 これって100年くらい生きるんだねえ。

帰ってきたらずいぶん片づいていた。 留守番組が、引っ越し以来の箱の山と格闘してくれてたみたい。

ありがとう。

*1  「ぜんざい」と同じ食べ物。この近辺では正月に食べる

_ [Ruby] ZSFA -- Rails Is A Ghetto

高速HTTPサーバMongrelの作者であるZed Shawが、 Ruby(やRails)を離れて、LuaやPythonやFactorに移ろうか、という話。

要するに

みんな、俺の方が間違ってる、とか言ってたけど、 結局、いつも俺の方が正しかったじゃないか。

お前らみたいにコンピュータサイエンスのサの字も知らない、知ろうとしない 連中と付き合うのはもうまっぴらだ。

とかいうことみたい。

かなりキツい口調なので、読むのが辛いんだけど、 あまり知識(とか技術)がない人がなだれこんでくる弊害のようなものに 対する警鐘として読むと、価値を見いだすことができる、かなあ。

あまり見かけないThoughtWorksに対する悪口も書いてある。 コンサルティングファーム全般に対してであれば良く聞く話ではあるけれど。


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